2020年10月から運用を開始したつみたてNISAの1年12か月(24か月)目の運用状況を振り返ります。
私はつみたてNISA口座を楽天証券で保有し運用しています。
つみたてNISAの「非課税投資枠」は毎年40万円となっています。毎月同額積み立てるとすると、40万円÷12か月で毎月33,333円分を積み立てることが可能です。
ただ、毎月33,333円だと33,333円×12=399,996円と4円の端数が出てしまい、40万円の満額投資をすることができません。
楽天証券では、毎月のつみたて設定とは別にオプションで「増額設定」があります。年の途中でつみたてNISAを始めた場合や端数も含めて40万円の投資枠を使い切りたい場合に活用できます。
ただし、「増額設定」は1回につき100円以上を設定する必要があるため、4円の端数分だけを増額することができません。
そこで、2022年は毎月33,300円(現金33,000円+ポイント300円)分の投資信託を購入し(33,300円×12か月=399,600円)、残りの400円を12月の購入分で「増額設定」する予定です。
2022年株式相場の概況
私はつみたてNISAで全世界株式、米国株式、日本株式の投資信託を運用しています。私のつみたてNISA運用状況を確認する前に、それぞれの株式相場の状況を見ておきます。
全世界株式(VT)、全米株式(VTI)、TOPIXの1か月の推移は次の通りで、9月の中旬までは3指数ともにほぼ横ばいだったものの、月末にかけて下落し、VT、VTIはともに-9.6%、TOPIXは-5.1%となりました。
年初来では次の通り。全世界株式VT、全米株式VTIは6月の安値からさらに下げて、VTは-27.0%、VTIは-26.1%と年初来安値を更新してしまいました…
この辺りが底であってほしいところですが、2022年の残り3か月、どうなるのか。
2022年9月の「つみたてNISA」運用状況
2022年9月末時点でのつみたてNISA運用状況はこんな感じです。
積み立て期間が短く、かつ1回あたりの積み立て額が大きい「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、評価損益がマイナスになってます…
前月比と年初来比を含めると次の通りです。
評価額合計は前月比で-1.4%となり、33,300円分買い増しているのに、前月より下がってしまいました…
つみたてNISAを開始した2020年10月からの資産推移はこんな感じです。全世界株や全米株の状況からすると、2022年上半期はもっと下がっていそうなイメージですが、円安のおかげで含み益を継続できています。
それでも損益率はとうとう10%を切ってしまっています…
ちなみにドル円はこんな感じ。一時145円後半をつけた9月22日、ついに政府・日銀による円買いの市場介入(為替介入)が行われました。それ以降、145円付近で落ち着いているようです。
今後の「つみたてNISA」運用方針
現状の積立設定は次の通りです。33,000円(現金33,000円+ポイント300円)を現状の配分で毎月購入する方針を継続します。
引き落とし方法は、楽天キャッシュ決済を採用中です。
2022年9月の「つみたてNISA」運用状況:まとめ
2022年9月のつみたてNISA運用状況をみてきました。
- 評価額 874,826円(前月比-1.4%)
- 損益 +74,834円(損益率 +9.4%)
全世界株式や全米株式は年初来安値を更新してしまいました…
また、ドル円はついに政府・日銀による為替介入が行われました。
ただ、どのような相場になっても、つみたてNISAは愚直に積み立てるのみです。
それでは、また!!