2020年10月から運用を開始したつみたてNISAの1年11か月(23か月)目の運用状況を振り返ります。
私はつみたてNISA口座を楽天証券で保有し運用しています。
つみたてNISAの「非課税投資枠」は毎年40万円となっています。毎月同額積み立てるとすると、40万円÷12か月で毎月33,333円分を積み立てることが可能です。
ただ、毎月33,333円だと33,333円×12=399,996円と4円の端数が出てしまい、40万円の満額投資をすることができません。
楽天証券では、毎月のつみたて設定とは別にオプションで「増額設定」があります。年の途中でつみたてNISAを始めた場合や端数も含めて40万円の投資枠を使い切りたい場合に活用できます。
ただし、「増額設定」は1回につき100円以上を設定する必要があるため、4円の端数分だけを増額することができません。
そこで、2022年は毎月33,300円(現金33,000円+ポイント300円)分の投資信託を購入し(33,300円×12か月=399,600円)、残りの400円を12月の購入分で「増額設定」する予定です。
2022年株式相場の概況
私はつみたてNISAで全世界株式、米国株式、日本株式の投資信託を運用しています。私のつみたてNISA運用状況を確認する前に、それぞれの株式相場の状況を見ておきます。
全世界株式(VT)、全米株式(VTI)、TOPIXの1か月の推移は次の通りで、中旬にかけて3指数ともに約4%程度上昇したものの、月末にかけて下落し、VTは-3.8%、VTIは-3.5%、TOPIXは+0.6%となりました。
年初来では次の通り。全世界株式VT、全米株式VTIは7月から引き続いて6月中旬の底値から戻していたものの、8月中旬からの下落で結局-18%台で終えました。これから9月、10月にかけて一段と下げるという見方もあり、厳しい状況が続きそうです。
2022年8月の「つみたてNISA」運用状況
2022年8月末時点でのつみたてNISA運用状況はこんな感じです。
前月比と年初来比を含めると次の通りです。
評価額合計は前月比で+4.9%となり、買い増し分(33,300円、約3.9%)プラスアルファ程度ですね。
つみたてNISAを開始した2020年10月からの資産推移はこんな感じです。全世界株や全米株の状況からすると、2022年上半期はもっと下がっていそうなイメージですが、円安のおかげで含み益を継続できています。
ちなみにドル円はこんな感じ。2022年3月から急激に上昇して、7月中旬に一時139円台つけてから、7月末に132円台まで落ちたものの、また139円台まで上がってきました。
今後の「つみたてNISA」運用方針
現状の積立設定は次の通りです。33,000円(現金33,000円+ポイント300円)を現状の配分で毎月購入する方針を継続します。
「楽天カード決済」から「楽天キャッシュ決済」へ変更済みです。
2022年8月の「つみたてNISA」運用状況:まとめ
2022年8月のつみたてNISA運用状況をみてきました。
- 評価額 887,181円(前月比+4.9%)
- 損益 +120,621円(損益率 +15.7%)
全世界株や全米株は7月から引き続いて上昇していたものの、8月中旬から下落して、年初来で-18%となりました。
また、ドル円は7月末の132円台から8月末は139円台と再び円安方向へ振れていて、乱高下しています。
ただ、どのような相場になっても、つみたてNISAは愚直に積み立てるのみです。
それでは、また!!