2020年10月から運用を開始したつみたてNISAの2年3か月(27か月)目の運用状況を振り返ります。
私はつみたてNISA口座を楽天証券で保有し運用しています。
つみたてNISAの「非課税投資枠」は毎年40万円となっています。毎月同額積み立てるとすると、40万円÷12か月で毎月33,333円分を積み立てることが可能です。
ただ、毎月33,333円だと33,333円×12=399,996円と4円の端数が出てしまい、40万円の満額投資をすることができません。
楽天証券では、毎月のつみたて設定とは別にオプションで「増額設定」があります。年の途中でつみたてNISAを始めた場合や端数も含めて40万円の投資枠を使い切りたい場合に活用できます。
ただし、「増額設定」は1回につき100円以上を設定する必要があるため、4円の端数分だけを増額することができません。
そこで、2022年は毎月33,300円(現金33,000円+ポイント300円)分の投資信託を購入し(33,300円×12か月=399,600円)、残りの400円を12月の購入分で「増額設定」する予定です。
2022年株式相場の概況
私はつみたてNISAで全世界株式、米国株式、日本株式の投資信託を運用しています。私のつみたてNISA運用状況を確認する前に、それぞれの株式相場の状況を見ておきます。
全世界株式(VT)、全米株式(VTI)、TOPIXの12月単月の推移は次の通りで、中旬に-5%程度下げて、それ以降は横ばいとなりVTは-5.3%、VTIは-6.3%、TOPIXは-2.9%となりました。
年初来では次の通り。2022年は年初の高値を更新することなく推移し、最終的に全世界株式VTは-20.2%、全米株式VTIは-21.3%、TOPIXは-6.8%となり、VTとVTIは-20%以上のマイナスで終わりました…
2020年、2021年と好調な相場から一転、厳しい1年となりましたね。
2022年12月の「つみたてNISA」運用状況
2022年12月末時点でのつみたてNISA運用状況はこんな感じです。
前月比と年初来比を含めると次の通りです。
評価額合計は前月比で-3.2%となり、33,300円分買い増しているのに、前月より下がってしまいました… 損益率もとうとう1桁%台に…
全世界および全米株式の指数が下げたのに加えて、年末にかけてドル円が円高方向へ動いたのが影響していますね。
つみたてNISAを開始した2020年10月からの資産推移はこんな感じです。2022年全世界株や全米株が-20%以上のマイナスだったことを考えると、含み益を継続できているのは救いですね。
ちなみにドル円はこんな感じ。10月に一時152円台をつけたあとは、右肩下がりで、最終的には130円台と、ドル円も動きの大きな1年でした。
今後の「つみたてNISA」運用方針
現状の積立設定は次の通りです。2022年12月23日に令和5年度の税制改正大綱が公表され、2024年1月からNISA制度の大幅変更が決まったものの、2023年は現行のNISA制度のままなので、33,000円(現金33,000円+ポイント300円)を現状の配分で毎月購入する方針を継続します。
引き落とし方法は、楽天キャッシュ決済を採用中です。
2022年12月の「つみたてNISA」運用状況:まとめ
2022年12月のつみたてNISA運用状況をみてきました。
- 評価額 959,189円(前月比-3.2%)
- 損益 +59,198円(損益率 +6.6%)
2022年は全世界株式や全米株式が-20%以上のマイナスとなりました…
2023年はどんな1年になるでしょうか。2024年1月からの新しいNISAに向けて運用方針を練りつつ、どのような相場になっても、つみたてNISAは愚直に積み立てるのみですね。
それでは、また!!