2020年10月から運用を開始した「つみたてNISA」の1年10か月(22か月)目の運用状況を振り返ります。
私は「つみたてNISA」口座を楽天証券で保有し運用しています。
「つみたてNISA」の「非課税投資枠」は毎年40万円となっています。毎月同額積み立てるとすると、40万円÷12か月で毎月33,333円分を積み立てることが可能です。
ただ、毎月33,333円だと33,333円×12=399,996円と4円の端数が出てしまい、40万円の満額投資をすることができません。
楽天証券では、毎月のつみたて設定とは別にオプションで「増額設定」があります。年の途中でつみたてNISAを始めた場合や端数も含めて40万円の投資枠を使い切りたい場合に活用できます。
ただし、「増額設定」は1回につき100円以上を設定する必要があるため、4円の端数分だけを増額することができません。
そこで、2022年は毎月33,300円(現金33,000円+ポイント300円)分の投資信託を購入し(33,300円×12か月=399,600円)、残りの400円を12月の購入分で「増額設定」する予定です。
2022年株式相場の概況
私は「つみたてNISA」で全世界株式、米国株式、日本株式の投資信託を運用しています。私の「つみたてNISA」運用状況を確認する前に、それぞれの株式相場の状況を見ておきます。
全世界株式(VT)、全米株式(VTI)、TOPIXの1か月の推移は次の通りで、中旬までは3指数ともにほぼ横ばいだったものの、月末にかけて上昇し、VTは+7%、VTIは+10%、TOPIXは+4%程度のプラスで終えました。
年初来では次の通り。全世界株VTと全米株VTIは6月中旬のマイナス20%以上の下げから反転し、マイナス15%台で終えています。個人的には6月中旬の下げが底であって欲しいものです。
2022年7月の「つみたてNISA」運用状況
2022年7月末時点での「つみたてNISA」運用状況はこんな感じです。
前月比と年初来比を含めると次の通りです。
評価額合計は前月比で+8.8%となり、久しぶりに買い増し分(33,300円、約4.3%)以上のプラスとなりました。
つみたてNISAを開始した2020年10月からの資産推移はこんな感じです。全世界株や全米株の状況からすると、2022年上半期はもっと下がっていそうなイメージですが、円安のおかげで含み益を継続できています。
ちなみにドル円はこんな感じ。2022年3月から急激に上昇して、7月中旬には一時139円台をつけましたが、7月末には一気に落ちて132円台と乱高下していますね。
今後の「つみたてNISA」運用方針
現状の積立設定は次の通りです。33,000円(現金33,000円+ポイント300円)を現状の配分で毎月購入する方針を継続します。
楽天証券での投資信託積立購入方法に「楽天キャッシュ」が追加されたことにより、先月から設定の画面が変わりましたね。私も早速、「楽天カード決済」から「楽天キャッシュ決済」へ変更しました。
2022年7月の「つみたてNISA」運用状況:まとめ
2022年7月の「つみたてNISA」運用状況をみてきました。
- 評価額 845,699円(前月比+8.8%)
- 損益 +112,373円(損益率 +15.3%)
全世界株や全米株は年初からマイナス20%下落していた6月末から一転、7月は全世界株が+7%、全米株が+9%と好調なスタートとなりました。
また、ドル円は月末にかけて一気に6円近く円高方向へ振れるなど、上半期とは流れが変わってきたようにも見えます。
ただ、どのような相場になっても、つみたてNISAは愚直に積み立てるのみです。
それでは、また!!